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光回線が繋がらない!原因や対処法など詳しく解説!

光回線が繋がらない!原因や対処法など詳しく解説!

光回線を使っている際に、急に接続ができなくなってしまうことが稀にあります。インターネットが使えなくなると仕事や生活に支障が出るため、一刻も早く対処したいところです。

この記事では、光回線が繋がらない原因と、その対処法について解説します。

 

光回線が繋がらない原因は主に4つ

光回線が繋がらない場合、考えられる主な原因は次の4つです。

  1. デバイス側の問題
  2. ルーターの設置場所の問題
  3. ネットワーク機器の問題
  4. 光回線の問題

 

それぞれ1つずつみていきましょう。

 

デバイス側の問題

まずは、身近なところで光回線につながっているパソコンやスマホなどのデバイス側に問題がないかを確認しましょう。
Wi-Fiルーターを使用してインターネット接続をしている場合、パソコンやスマホ側のWi-Fiがオンになっていないと通信ができません。たとえば、スマホで機内モードをオンにしたまま気がつかないというケースが考えられます。仮にWi-Fiがオフになっていても通信は可能ですが、その場合はモバイル回線を使用していることになるので注意が必要です。携帯電話のキャリアプランによっては月間のデータ容量上限を超えて低速の通信に切り替わってしまうおそれがあります。自宅でWi-Fiが使えるのに、わざわざモバイル回線のデータ容量を消費してしまうのはもったいないことです。外出時にWi-Fiが使えない状況などのときにモバイル回線のデータ容量は温存しておきたいところです。

 

ルーターの置き場所の問題

自宅でWi-Fiルーターを使用している場合に気をつけたいのが、ルーターとデバイスの距離です。
Wi-Fiは無線で電波を拡散しているため、電波を受信する側のパソコンやスマホとの間に距離があると、それだけ電波が弱まり通信が不安定になるおそれがあります。壁やドアなどの仕切りがあると電波が弱くなる要因ですので注意が必要です。くわえて、近くに電子レンジや冷蔵庫などの家電製品がある場合も電波干渉の影響を受けることがあります。

 

ネットワーク機器の問題

Wi-FiルーターやONU(光回線終端装置)、LANケーブルなどのネットワーク機器に問題がないかを確認しましょう。
これらネットワーク機器の中で、あまり聞きなれないものとしてONUがあるかと思います。ONUとは、光信号をデジタル信号に変換するための装置です。光回線は光を利用した高速通信が可能ですが、この光信号をそのままパソコンに送り届けてもデータとして処理するこができません。そこで、パソコン側でデータとして処理できるようにデジタル信号に変換する必要があります。ONUはその変換の役割を担っています。

 

初歩的なところでは、ONUやルーターのコンセントが抜けていないかを確認し、次にONUやルーターのランプが正常に点灯しているかも確認してみてください。ONUには4つのランプがあり、認証ランプの消灯はONU自体のエラー、UNIランプの消灯はルーターやパソコンとの接続不良、光回線ランプの消灯は光ケーブルとONUの接続不良、電源ランプの消灯はコンセントが抜けている。というように問題を切り分けることができます。ほかにも、ルーターやLANケーブルの経年劣化による故障も考えられます。

 

光回線の問題

接続しているデバイス、ONU・ルーターにも問題がないのにインターネット接続ができない場合は、光回線自体の不具合の可能性があります。光回線は通信速度が速く安定した接続ができる構造ですが、それでも平日の夕方以降や休日など通信が集中する時間帯には回線が混雑します。回線が混雑していると通信速度が遅くなることがあるのでその場合は光回線自体が原因かもしれません。その他の、一日に30㎇以上の通信など過剰な通信をしてしまった場合、光回線によっては制限がかかってしまうことがあります。一度制限がかかると低速モードに入ってしまうので、いつもはサクサク繋がるインターネットが突然繋がらなくなった場合はこれが原因かもしれません。

 

光回線が繋がらないときの対処方法

光回線が繋がらないときの具体的な対処方法は、先述の主な原因と照らし合わせて、解説していきます。

 

デバイスの再起動

まずは、デバイス自体に問題があることを想定し、一度パソコンやスマホを再起動してみましょう。再起動したらスムーズに接続ができることもあるので、まずはここからはじめてみるのが、かんたんな対処方法になります。再起動が完了したら、機器が機内モードになっていないこと、Wi-Fiがオンになっていること、正しいWi-Fiが選択されていることを確かめます。

 

ルーターの設置場所を変える

Wi-Fiルーターは無線で電波を拡散しているため、電波を受信する側のパソコンやスマホとの間に壁やドアなどの遮蔽物があると電波が弱まります。また、他の電子機器との電波干渉があり通信が不安定になることもあります。そのため、ルーターの設置場所は可能であれば、壁やドアの仕切りがなく、電子レンジや冷蔵庫などが近くにない、部屋の中央付近に配置し、パソコンやスマホでのインターネット接続はその近くで行うのがよいでしょう。

 

関連記事:Wi-Fiルーターの置き場所は?自宅でのベスポジやNG場所、おしゃれな置き方も!

 

ネットワーク機器の再起動、Wi-Fiルーターの買い替え

デバイスの状態をチェックしても接続が回復しないようであれば、次はONUやルーターなどの機器を再起動します。再起動は、ONUやルーターのコンセントを抜き、電源がオフの状態のまま5分程待ってから行います。長期間ネットワーク機器を使い続けていると不具合が起こることは当然なので、再度接続しONUやルーターのランプが正常に点灯しているか確認しましょう。

 

また、経年劣化によるネットワーク機器の故障については、交換あるいは買い替えることになります。
ONUであれば、契約した回線事業者からのレンタル品になるかと思いますので、回線事業者のサポート窓口に問い合わせしてみましょう。

ルーターもレンタルしている場合がありますが、買い替えてしまった方が手っ取り早いので、買い替えをおすすめします。光回線の性能を活かすためには、ルーターの性能も大事なので、スペックは考慮した方がよいでしょう。下記の関連記事を参考にしてみてください。

 

関連記事:光回線の最強Wi-Fiルーター5選!高速通信をムダにしない「本物」の機種

 

回線事業者を変更する

先述の光回線自体に問題がある場合は、光回線を提供している回線事業者のサービスに問題があるかもしれません。光回線は基本的に通信制限はありませんが、サービス提供会社によっては条件がある場合もあります。

 

関連記事:光回線にも通信制限がある?通信速度が遅いときの対処法

 

そこで、回線事業者を変更するのであれば、おすすめしたいのがNTTドコモの「ドコモ光」です。
データ量無制限のサービスを提供しているので、通信制限の心配もいりません。また、対応するプロバイダとして「OCNインターネット」を利用すれば、IPoE方式の通信でインターネット接続ができるため、通信の混雑が緩和された快適なインターネット環境が期待できます。
さらに、NTTドコモの手厚いサポートを受けられるので本記事のような光回線が繋がらなくなった場合の対処についても安心です。

光回線のトラブルについて、自分で対応するのは難しそうだと感じる方は、ドコモ光のような信頼できる回線事業者を利用するのも手です。

 

まとめ

光回線は、通信速度が速く、安定した接続を楽しむことのできる回線です。光回線が繋がなくなってしまった場合、まずは「デバイス自身のチェック」「ONU・ルーターの再起動」を行うことが大切です。これらの対処をとっても接続が復活しない場合は、ルーターの不具合かもしくは光回線の問題ということになります。突然インターネットが繋がらなくなっても慌てず、落ち着いて1つずつ対処法を試してみてくださいね。以上、光回線が繋がらないときの対処法でした。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。