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光回線のおすすめは用途で決める!失敗しない光回線の選び方

光回線のおすすめは用途で決める!失敗しない光回線の選び方

「種類がたくさんあるけど、結局どれがおすすめなの?」

「光回線は何を基準に選べば良いの?」

など、光回線の選び方について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

正直、たくさんある光回線の中から、自分で調べて最適な光回線を探し出すのは至難の業と言えます。

そこで、この記事では、失敗しない光回線の選び方について、詳しく解説していきます。

状況別でのおすすめも紹介しているので、光回線選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

【この記事のポイント】

  • 失敗しない光回線の選び方
  • 戸建住宅・集合住宅(マンション)におすすめの光回線
  • 光回線の選び方でよくあるQ&A

 

おすすめの光回線は人それぞれ!失敗しない選び方

たくさんある光回線の中から、光回線に詳しくない人が自分に合ったものを選ぶのはとても難しいことです。

そのため、ここでは選ぶ際に押さえておきたいポイントを5つお伝えしてきます。

  1. 月額利用料は安いのか
  2. 回線の安定性
  3. 提供エリア
  4. スマホとのセット割が使えるか
  5. キャンペーンが充実しているか

それでは、1つずつ見ていきましょう。

 

ポイント1:月額利用料は安いのか

光回線を選ぶ際のポイントは「利用者が多く、値段が安い回線」です。

利用者が多いということは、それだけ信頼されている証拠。

しかし、利用者が多いだけではなく、なおかつ月額料金の安い回線を選ぶのがポイントとなります。

有名な光回線だから選ぶのではなく、失敗しないためには月額料金とのバランスを見て選ぶようにしましょう。

 

ポイント2:回線の安定性

光回線を選ぶポイントとして通信速度はもちろんですが、回線の安定性は欠かせません。

今までは、ほとんどの光回線が最大通信速度1Gbpsでしたが、最大通信速度10Gbpsの提供エリアも拡大し、選択の幅が広がってきております。

そのため、最大通信速度に加えて、平均通信速度で判断するのがよいでしょう。

「みんなのネット回線速度」というサイトで確認することができるので、自分の検討している光回線の速度をチェックしてみてください。

また、通信方式が

  • 従来のPPPoE方式
  • 次世代型のIPoE方式

なのかで、回線の安定性や通信の快適さが変わってくるので、そちらもチェックしましょう。

 

ポイント3:提供エリア

光回線の中には提供エリアが限られている回線もあります。

その回線で有名なところでは、「NURO 光」や「auひかり」などが該当します。

提供エリアは「エリア検索」をすれば分かるのですが、提供エリアに心配がある方は光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)の回線がおすすめです。

 

光コラボとは、NTT東日本・西日本が提供する回線を使用した光回線のことで、

  • ドコモ光
  • Softbank 光
  • OCN 光

などが光コラボに該当します。

 

光コラボの回線であれば、最大通信速度1Gbpsであれば、全国どこでも使用できるので、おすすめです。

※OCN 光は2023年6月30日に新規申し込みが終了致しました。
詳細は公式サイトにてご確認ください。ただ、既存でご契約されている方は、そのまま使えますので、ご安心ください。

 

なお、ドコモにおきましては、ドコモ光 1ギガ、ドコモ光 10ギガ対応のプロバイダとして、2023年7月1日より「OCN インターネット」を提供し始めておりますので、ご興味ある方は公式サイトをご確認ください。

 

関連記事:OCNとは?OCN インターネットのメリット・デメリット

 

ポイント4:スマホとのセット割が使えるか

スマホキャリアが提供している光回線は、基本的にスマホとのセット割があります。

例えば、

  • ドコモユーザーなら「ドコモ光」とのセット割(※「ahamo」、「ahamo光」は割引対象外となります。)
  • ソフトバンクユーザーなら「Softbank光」とのセット割(※ラインモは対象外となります。)

を適用することで、お得にインターネットを利用することが可能です。

例えば、ドコモユーザーにおいては、セット割は、基本的に月額料金が1,100円(税込)割引になるので、家族5人で全員が対象であれば合計5,500円(税込)も割引になります。

スマホとのセット割は必ず確認するようにしましょう。詳細はドコモ公式サイトのドコモ光セット割をご確認ください。

 

ポイント5:キャンペーンが充実しているか

光回線では、サービス提供会社が、期間限定のキャンペーンを実施していることが多いです。

キャンペーンではたとえば、初期費用である光回線の工事費や、月額料金がお得になることがあります。

光回線を選ぶ際には、申込期間にお得なキャンペーンを実施しているかどうかも確認するようにしましょう。

 

【戸建て・賃貸マンション】おすすめの光回線

光回線はたくさんの種類がありますが、回線によってそれぞれ特徴が異なります。

そこで、戸建てや賃貸マンションに住んでいる方におすすめの光回線を3つ紹介していきます。

  • ドコモ光
  • Softbank光
  • OCN 光

ドコモ光

今では700万回線を突破(2021年2月 NTTドコモ調べ)する人気回線です。

ドコモとのセット割を使えば、かなりお得に利用することができます。詳細はドコモ公式サイトをご確認ください。

 

※700万回線突破=公式ページ記載事項

項目 詳細
契約期間 2年(自動更新)
月額料金 戸建て:5,720円
マンション:4,400円
開通工事費 無料キャンペーン
事務手数料 3,300円
スマホセット割 550円~1,100円/台
平均速度 下り(ダウンロード):321.74Mbps
上り(アップロード):223.91Mbps

※税込価格
※みんなのネット回線速度調べ(3か月間のデータ)
※IPoE接続での数値
※キャンペーンにより金額変動あり

 

【ドコモ光のメリット】

  • 工事費が無料になるキャンペーン中
  • 1ギガ新規37,000円、10ギガ新規55,000円のキャッシュバックがある
  • dポイントがもらえる、貯まる
  • ドコモスマホとのセット割がある(※2023年2月時点)

 

【こんな人におすすめ!】
・ドコモユーザー

OCN インターネット ×ドコモ光 公式サイトはこちら

 

Softbank 光

ソフトバンクユーザーなら「Softbank 光」または「NURO 光」を検討すると思いますが、「NURO 光」は提供エリアが限られています。

そのため、お住まいの地域によっては全国どこでも利用できる「Softbank 光」がおすすめです。

「Softbank 光」はスマホとのセット割(※ラインモは対象外となります。)だけでなく、Wi-Fi無線ルーターの貸し出しや通信速度の速さなど、何かとメリットの多い光回線と言えます。

項目 詳細
契約期間 2年(自動更新)
月額料金 戸建て:5,720円
マンション:4,180円
開通工事費 戸建て・マンション共通:26,400円
※実質無料キャンペーン
事務手数料 3,300円
スマホセット割 ソフトバンク:最大1,100円/台
ワイモバイル:最大1,188円/台
平均速度 下り(ダウンロード):323.89Mbps
上り(アップロード):214.74Mbps

※税込価格
※みんなのネット回線速度調べ(3か月間のデータ)
※IPoE接続での数値
※キャンペーンにより金額変動あり

 

【Softbank光のメリット】

  • ソフトバンクとワイモバイルでセット割がある
  • 通信速度が比較的速い
  • Wi-Fi無線ルーターの貸し出しがある

 

【こんな人におすすめ!】
・ワイモバイルユーザー

 

OCN 光

「OCN 光」は、安定した回線や、マンションタイプ(集合住宅)の月額料金の安さなどが魅力の光回線になります。2023年6月30日に新規販売は停止されましたが、現在ご契約されている方は、問題無く利用が可能です。

項目 詳細
契約期間 2年(自動更新)
月額料金 戸建て:5,610円
マンション:3,960円
スマホセット割 OCN モバイル ONE
平均速度 下り(ダウンロード):336.7Mbps
上り(アップロード):212.96Mbps

※税込価格
※みんなのネット回線速度調べ(2022年2月より直近3か月間のデータ)
※IPoE接続での数値

 

【OCN 光のメリット】

  • マンションタイプ(集合住宅)の月額料金が安い
  • サポート体制が充実している
  • キャンペーンが多く、お得に利用できる

 

【こんな方におすすめ!】
・OCN モバイル ONE ユーザー
・安定した回線品質(※)を安く使いたい
※OCNは世界有数の「Tier1」のIPバックボーン(大規模バックボーン)で提供

光回線のプロバイダの選び方

光回線を選ぶ際には、プロバイダも重要視する必要があります。プロバイダは、接続事業者と呼ばれることもあります。

光回線を利用するには、通常、

  • 光回線事業者
  • プロバイダ

の両社と契約する必要があります。

光回線事業者は、インターネットに接続するための回線を提供します。

その回線を使用してインターネットに接続するのが、プロバイダの役割です。

 

光回線はプロバイダ一体型がおすすめ

光回線を利用するのに、2つも契約が必要だと手間だと感じる人もいるかと思います。光回線の中には、回線業者とプロバイダがセットになっているサービスがあります。

 

  • ドコモ光
  • Softbank 光
  • OCN 光

 

なお、「ドコモ光」に対応するプロバイダとしては、同じNTTドコモが運営元となる「OCNインターネット」がおすすめです。

「OCN インターネット」では、1ギガ契約者向けには、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」対応ルーター(WX3000HP2)がレンタルできますので、詳細はWi-Fiルーターレンタルサービスのページでご確認ください。

また、OCNのメリットとしては、IPoE(IPv4 over IPv6)接続を無料で標準提供しているため、回線も安定し通信速度も速いのが特徴です。

さらに、「OCN開通とことんサポート」では、経験豊富な専門スタッフがご自宅に訪問し、インターネット接続設定など、無料のサポートを提供しています(初回のみ無料)

 

関連記事:OCNとは?OCN インターネットのメリット・デメリット

 

【光回線】状況別のおすすめ

ここでは、状況別におすすめの光回線やプランをご紹介します。

 

オンラインゲームにおすすめの光回線

オンラインゲームに使用する回線は、ホームルーターやポケットWi-Fiではなく「光回線」が断然おすすめです。

光回線はインターネット回線に比べて速度が速く、通信が安定しているという特長があります。

オンラインゲームのプレイを目的に光回線を選ぶなら、回線の平均速度と合わせてPing値を参考にすると良いです。

Ping値は低いほどラグが起こりにくく、反応(レスポンス)が速いとされています。

反対にPing値が高いと、ボタンを押してからラグが生じてしまうため対戦ゲームのプレイはストレスを感じる要因になってしまいます。

光回線 下り(ダウンロード) 上り(アップロード) Ping値
OCN 光 277.87Mbps 209.47Mbps 19.1ms
ドコモ光 270.33Mbps 228.13Mbps 19.43ms
ビッグローブ光 261.78Mbps 226.99Mbps 19.24ms
楽天ひかり 247.75Mbps 210.58Mbps 21.91ms

※参照:みんなのネット回線速度
※2022年11月現在、直近3カ月のデータ

 

格闘系、バトル、対戦ゲームなど反応の速さが求められるゲームでは、Ping値を考慮して光回線を選ぶようにすると快適にプレイできます。

 

関連記事:オンラインゲームは光回線一択!回線速度Ping値から最適な回線を解説

 

オンラインゲームならOCN 光の「IPoEアドバンス」がおすすめ!

「 IPoEアドバンス」とは、ラグが少なく遅延に強い「OCN 光」の有料オプションサービスです。
OCN 光の利用者限定にはなってしまいますが、オンラインゲームを頻繁に行う、テレワークで速度が気になっている方には非常におすすめです。
日本最大級のOCNバックボーン(Tier1ネットワーク)に加え、IPoE(IPv4 over IPv6)方式によるインターネットを標準で提供している「OCN 光」と「IPoEアドバンス」の組み合わせで、さらにインターネットを快適に利用できるようになります。

 

OCN 光は先述の通り、新規申し込みが終了しています。代替としては、ドコモ光の10ギガプランがよいのではないでしょうか。1ギガの10倍速の通信速度になりますので、IPoE(IPv4 over IPv6)方式のインターネット接続にくわえて、さらなる高速通信を求めることができます。詳細はドコモ公式サイトをご確認ください。

OCN 光 + IPoEアドバンス

引用:OCN 光 + IPoEアドバンス

光回線やインターネット回線はよく「道路」に例えられますが、IPoEアドバンスを利用すると、従来の方式に比べて「車線が増え混雑を回避できる」イメージです。
つまり、通信容量の大きなオンラインゲームやライブ配信でも、回線の混雑を回避し快適にリアルタイムで楽しめます。

 

戸建てタイプが安い光回線

おすすめの光回線でご紹介した3つの価格を比較してみましょう。

【戸建て・賃貸マンション】

月額料金(戸建て) スマホ割セット 平均回線速度
ドコモ光 5,720円 220円~1,100円/台
(最大20回線まで)
下り(ダウンロード)
321.74Mbps上り(アップロード)
223.91Mbps
softbank 光 5,720円 ソフトバンク:最大1,100円/台
(最大10回線まで)ワイモバイル:最大1,188円/台
(最大9回線まで)
下り(ダウンロード)
323.89Mbps上り(アップロード)
214.74Mbps
OCN 光 5,610円 OCN モバイル ONE220円/台
(最大5台まで)
下り(ダウンロード)
336.7Mbps上り(アップロード)
212.96Mbps

※税込価格

※新2年自動更新型割引など、2年契約を前提

 

アパート一人暮らしにおすすめの光回線

一人暮らしでインターネット回線を導入する場合は、「速度」はもちろんですが「価格」も気になるところです。

「ドコモ光」「softbank 光」「OCN 光」3つの料金と速度を比較してみましょう。

月額料金(マンションタイプ) スマホ割セット 平均回線速度
ドコモ光 4,400円 220円~1,100円/台 下り(ダウンロード)
321.74Mbps上り(アップロード)
223.91Mbps
softbank 光 4,180円 ソフトバンク:最大1,100円/台

ワイモバイル:最大1,188円/台

 

下り(ダウンロード)
323.89Mbps上り(アップロード)
214.74Mbps
OCN 光 3,960円 OCN モバイル ONE220円/台 下り(ダウンロード)
336.7Mbps上り(アップロード)
212.96Mbps

※税込価格

※新2年自動更新型割引など、2年契約を前提

 

今回ご紹介した上記3つの中で、マンションタイプが最も安いのはOCN 光でした。

また​​OCN 光はIPoE(IPv4 over IPv6)接続を標準提供しているため、従来のPPPoE接続よりも回線の混雑を避け、インターネットを快適に利用できます。

YouTube動画の視聴は10Mbpsほどの回線速度で視聴できるため、日常的な利用で「速度が遅い」と感じることは少ないと言えるでしょう。

 

光回線の選び方でよくある質問

光回線の選び方でよくある質問をご紹介します。

Q:光回線業者によってセキュリティに差はありますか?

結論からお伝えするとセキュリティに差はありません。

しかし、インターネット完備のマンションやアパートでは、全員で同じ回線を使用するためセキュリティ面でのリスクは高まります。

おすすめのセキュリティ対策は、インターネットに接続するパソコンのOSを常に最新の状態を保つことです。

パソコンのOSアップデートが溜まっているとセキュリティや処理速度にも影響があるので注意しましょう。

 

Q:ホームルーターはおすすめですか?

光回線の開通工事が不要なホームルーターですが、あまりおすすめできません。

理由は、使用する場所や時間帯によっては、回線が不安定な状態が多いからです。月額料金も光回線とあまり変わりません。

 

関連記事:自宅でWi-Fiを使うならどこがいい?ホームルーターか光回線か

 

Q:光回線はLANケーブルで接続した方がいいですか?

オンラインゲームや大容量データのダウンロードなどをする場合は、LANケーブルでの接続をおすすめします。

無線LANでの接続は便利ですが、建物内の壁などの影響を受ける場合があります。大きなデータ通信が必要な場合は、LANケーブルで接続することで、光回線がより安定します。

またOCN 光の「IPoEアドバンス」など、速く安定した光回線を選ぶのもおすすめです。

 

まとめ

光回線はたくさんありますが、正直おすすめできる回線は数えるほどしかありません。

人それぞれこだわりはあると思いますが、光回線を選ぶときは

  1. セット割
  2. 月額料金
  3. 回線の安定性
  4. 提供エリア
  5. キャンペーン

の5つをポイントに選んでみてください。

 

インターネットは、光回線によって特徴が異なるので、自分に合った回線を見つけることが重要になります。

光回線の選び方やおすすめの光回線など、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。