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ポケット型Wi-Fiはおすすめ?種類やレンタルについて詳しく解説

ポケット型Wi-Fiはおすすめ?種類やレンタルについて詳しく解説

スマホやノートPCで外出先でもインターネットを利用することがあると思いますが、データ通信量の制限で快適なインターネットの利用ができていない人もいるのではないでしょうか。

 

そこで、本記事ではこのようなお悩みを解決する方法として「ポケットWi-Fi」について解説していきます。ポケットWi-Fiは聞いたことがあるけど、どういう種類があって、どんなメリット・デメリットがあるのかよく分からない、という人には参考になると思いますので、最後までお読みください。

 

【この記事のポイント】

  • ポケットWi-Fiとは
  • ポケットWi-Fiの種類
  • ポケットWi-Fiはどんな人におすすめなのか

 

ポケットWi-Fiとは?

ポケットWi-Fiとは、小型で持ち運びができ、Wi-Fiによるインターネット接続が可能なルーターです。Wi-Fi接続ができるルーターにも自宅で利用するホームルーターなどがありますが、持ち運びができるほどコンパクトなサイズに収まっているという点が大きな特徴になります。

 

ちなみに「ポケットWi-Fi(Pocket WiFi)」の名称は、ソフトバンク株式会社の登録商標になるため、正しくは「モバイルWi-Fiルーター」もしくは「モバイルルーター」などと呼びます。しかし、ポケットWi-Fiという言葉が浸透しているので、この記事では以降「ポケット型Wi-Fi」と呼び、解説していきます。

 

ポケット型Wi-Fiの仕組みを解説

ポケット型Wi-Fiは、ドコモやau、ソフトバンクなどの通信事業者が設置した携帯電話基地局から発信される電波を受信して、Wi-Fiという無線の通信規格によってスマホやパソコンなどの端末とインターネット接続します。スマホのテザリングとイメージは似ていますが、テザリングはスマホ自体がルーターの役割をしています。

 

ポケット型Wi-Fiの種類

ポケット型Wi-Fiは、主に「WiMAX」「キャリア」「クラウドSIM」の3種類に分かれます。どれも外出先でインターネットを利用できるWi-Fiルーターという点は同じですが、利用するインターネット回線やサービスの内容に違いがあります。

 

次に、それぞれの特徴についてみていきます。

 

WiMAX

WiMAXは、UQコミュニケーションズの通信回線を使用しています。ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリア回線に比べると、通信品質は少し劣ります。ただ、WiMAXのプロバイダにあたる販売代理店が各種キャンペーンを展開しているのでキャッシュバックなどの特典を加味した実質的な月額料金は安く抑えられる傾向があります。

 

キャリア

ドコモやau、ソフトバンクなどのポケット型Wi-Fiはスマホと同じ回線を利用するので対応エリアが広く、通信の安定性も比較的高いです。反面、他のポケット型Wi-Fiよりも月額料金は高い傾向にありますが、楽天モバイルは他のキャリアよりも安い月額料金を提示する傾向があります。

 

クラウドSIM

クラウドSIMは、スマホに物理的にセットするSIMカードをクラウドサーバー上で管理する仕組みになります。

 

クラウドSIMはドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの回線が利用可能です。また、日本国内だけでなく海外での利用もできます。国内外で最適な回線を自動で選択してくれるが特徴になります。ただし、自由に回線の切り替えができないのと、通信速度が他のポケット型Wi-FIに比べて劣るのがデメリットといえます。

 

ポケット型Wi-Fiはレンタルもできる?

基本的にポケット型Wi-Fiは、2年契約や3年契約などの年単位での契約がほとんどになります。しかし、中には「1日だけ使いたい」「旅行中や出張中だけ使いたい」と思う方も多いでしょう。そんなときはポケット型Wi-Fiのレンタルサービスを利用するのがよいでしょう。

 

ポケット型Wi-Fiは1日からレンタル可能!?

ポケット型Wi-Fiは最短1日からレンタルすることが可能です。他にも、週単位や月単位などの利用期間も選べるので、必要なときに必要な日数分だけレンタルすることができます。1日限定でレンタルする場合、レンタル料金は400円/日程度とかなりお手頃なものもありますので、短期間だけ必要な方はレンタルサービスも選択肢に入れてもいいのではないでしょうか。

 

ポケット型Wi-Fiはどんな人におすすめ?

ここまで、ポケット型Wi-Fiの特徴や種類についてお伝えしてきました。次にポケット型Wi-FIがどのような人におすすめなのかを解説していきます。

 

1.外出先での利用頻度が高い人

ポケット型Wi-Fiの最大の特徴は持ち運びができるコンパクトなサイズという機器の特徴が挙げられます。この点、スマホのモバイルデータ通信を使えば、インターネットを利用することは可能ですし、テザリング機能を使えばルーター代わりとしてノートパソコンでも利用できます。

 

しかし、モバイルデータ通信を利用する場合、利用するスマホの月額プランによっては上限容量に達してしまい、快適なインターネットの利用ができなくなる可能性もあります。フリーWi-Fiを利用する方法もありますが、提供エリアが限られているのと、セキュリティ上の不安もあります。

 

そこで、ポケット型Wi-Fiを利用することで通信容量やセキュリティの問題を補完することができます。

 

2.回線工事が難しい居住環境の人

ポケット型Wi-Fiは光回線のような固定回線と違い、無線通信のため宅内にケーブルを引きこむ回線工事が不要というメリットがあります。また、回線工事が不要なため、工事に要する日数もなく、すぐにインターネットを利用することができます。しかし、自宅でインターネットを利用する場合、通信速度や通信の安定性、通信容量無制限という点で光回線の方が優位です。そのため、自宅でインターネットを利用する場合は、光回線の利用をおすすめします。

 

ただ、先述の通り固定回線は基本的に回線工事が必要なため、居住環境によっては工事自体ができないこともあります。たとえば、マンションや集合住宅にお住まいの人は、工事の可否についてオーナーの許可を得る必要があります。諸事情により、工事ができないこともありますので、このような場合はポケット型Wi-Fiを利用するということも検討してよいでしょう。

 

自宅で利用するなら光回線がおすすめ!

ポケット型Wi-Fiがどんな人におすすめなのか解説してきましたが、先述の通り自宅でインターネットを利用するのであれば光回線がおすすめです。

 

ポケット型Wi-Fiは主に外出時に利用できることが最大のメリットなので、あえて自宅で利用するメリットはあまりないかもしれません。もし、光回線も検討されているのであれば数ある回線事業者の中でも「ドコモ光」をおすすめします。

 

光回線サービスを選ぶポイントもいくつかありますが、端的に選ぶのであれば、利用者数が多い回線事業者を選ぶのがよいです。なぜなら、利用者が多いということは、それだけサービス内容が支持されているからです。この点、「ドコモ光」は2021年2月時点の契約者数は700万回線を突破(NTTドコモ調べ)しており、申し分ないでしょう。

 

また、光回線を利用するにはプロバイダとの契約も必要になりますが、こちらも同じNTTドコモが運営元である「OCN インターネット」をおすすめします。OCN インターネットは、次世代方式のIPoE通信を標準提供しており、光回線の性能を活かせるWi-Fi 6対応ルーター(WX3000HP2)も1ギガ利用者に無償でレンタルすることが可能です。

 

さらに、専門の担当者が自宅まで訪問してインターネット接続をサポートしてくれるOCN開通とことんサポートというサービスも初回無料にて利用できます。ぜひ、検討してみてください。

 

まとめ

ポケット型Wi-Fiは持ち運びができて、外出時の利用にとても便利です。ただ、ポケット型Wi-Fiをおすすめできるかは、利用環境や目的に応じて異なります。これはメリットがある反面デメリットもあるので、すべての人におすすめできるわけではないからです。

 

ポケット型Wi-Fiの利用に迷ったときは、外出時にインターネットを頻繁に利用するか否か。という視点で検討するのがよいでしょう。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。