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光回線はどこがいい?導入する前に知っておきたいおすすめの光回線とは

光回線はどこがいい?導入する前に知っておきたいおすすめの光回線とは

近年、自宅でインターネットを利用したいと考える方も多いでしょう。インターネットを利用するにはいくつかの方法がありますが、中でも検討したいのが光回線です。しかし、光回線は種類が多く、結局どこがいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では光回線の見るべきポイントからおすすめの光回線まで解説していきたいと思います。

 

【この記事のポイント】

  • 光コラボレーションがおすすめの理由
  • 光回線を選ぶ際に見るべき2つのポイント
  • おすすめの光回線

 

光回線なら光コラボレーションがおすすめ!

光回線には、「フレッツ光」や「電力系の独自回線」などいくつかの種類がありますが、おすすめは「光コラボレーション(以下、光コラボ)」です。光コラボとは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光回線を各プロバイダやキャリア会社が借り受けて提供するサービスのことで、近年は主流になってきています。なぜ光コラボがおすすめなのか、その理由は下記のとおりです。

 

  • 回線とプロバイダが一体なので、シンプルで分かりやすい
  • 日本全国で利用できる
  • サービス提供会社ごとでお得なキャンペーンがある

 

フレッツ光を利用する場合、回線とは別に接続事業者であるプロバイダとの契約も必要になります。そのため、契約先が2つになり分かりづらいことがネックでした。しかし、光コラボは、回線とプロバイダが一体となっているので、契約先も1つとなりシンプルで分かりやすいのが大きな特長です。また、光コラボは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光回線を使用しているので、全国どこでも利用できるというメリットもあります。光コラボには「ドコモ光」などがあります。

 

関連記事:光コラボとは?光回線の選びかたとおすすめポイントを解説!

 

光回線はどこも同じじゃない!見るべき2つのポイント

光回線ならどこも同じと思っている方も多いでしょう。しかし、光回線はそれぞれ特長が異なります。使用する用途などに合わせて選ぶのがベストですが、ここでは光回線選びで見ておきたいポイントを解説していきます。

 

  • 実質月額料金
  • 通信速度・回線の安定性

それでは、1つずつ見ていきましょう。

 

実質月額料金

まず見るべきポイントは、月額料金です。単純に月額料金の安い光回線を選ぶのではなく、「実質月額料金」で判断するのがポイントです。まずは、各光回線の月額料金を比較して見てみましょう。

光回線 月額料金
(戸建てタイプ)
月額料金
(マンションタイプ)
OCN 光 5,610円 3,960円
ドコモ光 5,720円 4,400円
NURO光 5,200円 5,200円
auひかり 6,160円 4,730円
ビッグローブ光 5,478円 4,378円

※税込価格
※2年契約を適用

※OCN 光は、2023630日に新規販売停止しました。

既存でご契約されている方は、そのまま使えますので、ご安心ください。
なお、OCN
では、ドコモ光「1ギガ」「10ギガ」に対応したプロバイダとして、202371日より「OCN インターネット」を提供開始しました。

 

単純な月額料金の相場は、戸建てタイプが5,000円~6,000円前後、マンションタイプが4,000円~5,000円前後となっています。しかし、光回線の導入には回線工事が必要で、別途回線工事費用や事務手数料が発生します。回線工事費用は、20,000円前後、中には40,000円を超える光回線もあり、決して安いものではありません。実質月額料金とは、月額料金に回線工事費用などの初期費用やキャンペーン・割引を加味したうえでの月額料金になり、計算式はこちらです。

 

「月額料金×契約月数」+「初期費用」-「キャンペーン・割引」÷「契約月数」

 

OCN 光のマンションタイプを例に見てみましょう。OCN 光のマンションタイプ月額料金は3,960円(税込)で、新規回線工事費用は16,500円(税込)、事務手数料は3,300円(税込)となります。そして、過去には、OCN 光では最大6カ月間の月額料金、新規回線工事費用、事務手数料がすべて無料になるキャンペーンが開催されていましたので、それらを踏まえると、2年間での実質月額料金はこのようになります。

 

「3,960円×18」+「19,800円」-「19,800円」÷24

=2,970円(税込)

 

通常なら月額料金が3,960円(税込)のところ、初期費用やキャンペーンなどを加味すると、実質月額料金は2,970円(税込)となり、約1,000円の差があることが分かります。そのため、単純に月額料金の安さだけで判断するのではなく、実質月額料金で判断することをおすすめします。

 

通信速度・回線の安定性

次に見るべきポイントは、通信速度と回線の安定性です。まずは、各光回線の通信速度を比較して見ていきましょう。

光回線 下り(ダウンロード) 上り(アップロード) Ping値
OCN 光 337.99Mbps 214.73Mbps 24.34ms
ドコモ光 321.98Mbps 220.61Mbps 21.67ms
Softbank光 323.79Mbps 210.3Mbps 24.15ms
ビッグローブ光 335.56Mbps 225.12Mbps 18.94ms
楽天ひかり 308.13Mbps 235.49Mbps 19.03ms

※参照:みんなのネット回線速度
※2022年3月現在、直近3カ月のデータ
※IPoE接続による数値

 

通信速度を見るときのポイントは、最大通信速度ではなく、上の表で記載したような実測値で見ることです。平均下り速度が300Mbps以上あれば、さまざまな用途においてほとんど支障はないでしょう。しかし、FPSなどのオンラインゲームをプレイする際は、通信速度と併せて「Ping値」や「Jitter値」も確認するようにしてください。Ping値とは、データの応答速度を表す数値で、数値が高いと応答速度が遅い、つまりタイムラグが発生するということです。FPSなどのオンラインゲームでタイムラグがあると「知らぬ間に殺されていた」ということもあるので、Ping値はとても重要な数値と言えます。基本的に、Ping値が30ms以下であればオンラインゲームも快適にプレイできるでしょう。また、Ping値の揺らぎを表すのがJitter値も重要な数値なので、確認しておきましょう。

 

関連記事:Pingの測定方法!オンラインゲーム/トレードに必要な目安や、速度を上げる方法も解説

 

光回線どこがいい!?おすすめはドコモ光「1ギガ・10ギガ」対応プロバイダ「OCN インターネット」

光コラボレーション事業者も数多く存在し、どの光回線を利用するのが良いのでしょうか?
先述の月額料金を確認すると、マンションタイプであればOCN 光が良さそうです。しかし、OCN 光は2023年6月30日で新規申し込みを終了しています。そこで、おすすめなのがNTTドコモが運営する「ドコモ光」になります。ドコモ光は光回線契約者数が700万回線を突破(2021年2月 ドコモ調べ)した業界大手の回線事業者になります。ドコモ光は1ギガ・10ギガのプランから選択できるので、さらなる高速通信をお求めの方は1ギガの10倍速である10ギガプランを選択することができます。

 

そして、ドコモ光に対応するプロバイダは同じNTTドコモが運営する「OCNインターネット」がよいでしょう。従来のPPPoE方式のインターネット接続ではなく、次世代インターネット接続方式のIPoE接続を標準提供しています。IPoE接続は、PPPoE接続に比べ回線の混雑が緩和されているので、19時~23時のインターネット利用者で込み合う時間帯でも快適なインターネット利用が可能です。車の流れを通信の流れにたとえるなら、IPoE接続は一般道路から高速道路に切り替わるくらいの違いがあります。さらに、光回線を利用しても対応するルーターがなければ光回線の性能を発揮することができません。この点、OCNインターネットでは、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」対応ルーター(WX3000HP2)を無償レンタルすることができますので問題ありません。

光回線の導入が初めてで不安に感じる方も、インターネット接続の設定を初回無料で訪問サポートしてくれるので安心です。

 

関連記事:OCNとは?OCN インターネットのメリット・デメリット

 

まとめ

光回線は種類も多く、迷ってしまう方も多いでしょう。そんな時、まず確認するべきなのは「実質月額料金」と「通信速度・回線の安定性」です。この記事でもおすすめの光回線を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

編集部

「gooネット回線についての総合情報サイト」の編集部です。 光回線やプロバイダ、Wi-Fiルーターなどネット回線にまつわる情報を幅広く発信しています。みなさまのお役に立てれば幸いです。