光回線の最強Wi-Fiルーター5選!高速通信をムダにしない「本物」の機種
光回線は、現在もっとも通信速度が速いインターネット回線です。光ファイバーケーブルを利用するため、外部から電磁波の影響を受けづらく通信の安定性においても優れています。
光回線は固定回線のため、直接LANケーブルでデバイスに接続して利用する方法も考えられますが、実用的にはスマホやパソコンなど複数台を同時接続して使うことから「Wi-Fiルーター」を利用することになるでしょう。
具体的に、光回線の性能を活かせるスペックの高い最強のWi-Fiルーターは下記の5つになります。
- TP-Link「Archer BE805」
- バッファロー「WXR-6000AX12P」
- NEC(日本電気)「Aterm WX6000HP」
- ASUS「RT-AX86U」
- エレコム「WRC-X5400GS-B」
この記事では、上記5つのWi-Fiルーターが最強である理由やWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントなどを分かりやすく紹介していきます。
また、最強Wi-Fiルーターを特典として提供しているプロバイダもありますので、ぜひ、最後までお読みください。
目次
光回線の最強Wi-Fiルーター5選!本当に優れた機種を紹介
光回線の利用に向いている、最強のWi-Fiルーター5選を以下にご紹介します。
※「通信速度」は6GHz帯、5GHz帯、2.4GHz帯のそれぞれ下り(ダウンロード時)の最大通信速度(理論値)
TP-Link「Archer BE805」
通信速度:6GHz 11,520Mbps / 5GHz 5,760Mbps / 2.4GHz 1,376Mbps
ストリーム数:12×12本
アンテナの種類:内蔵型
有線LANポート数:5つ(10Gbps×1 / 1Gbps×4)
「Archer BE805」はTP-Linkが製造する、ストリーム数が12×12本のWi-Fiルーターです。
本記事で紹介するルーターの中で唯一Wi-Fi 7に対応しており、周波数帯も6Ghz、5GHz、2.4GHzの3つが利用できます。
海外製のルーターで、多機能にもかかわらず比較的安価な価格で提供しているのでコストパフォーマンスを重視してハイスペックな性能を求めている方に、おすすめです。
バッファロー「WXR-6000AX12P」
通信速度:5GHz 4,803Mbps / 2.4GHz 1,147Mbps
ストリーム数:8×8本
アンテナの種類:外付け型
有線LANポート数:4つ(10Gbps×1 / 1Gbps×3)
「WXR-6000AX12P」はバッファローが製造する、高速通信が強みのWi-Fiルーターです。
ストリーム数は8×8本、有線LANポート(LANケーブルの差し込み口)は4つあり、1つは最大通信速度(下り)10Gbpsに対応しています。
NEC「Aterm WX6000HP」
通信速度:5GHz 4,804Mbps / 2.4GHz 1,147Mbps
ストリーム数:8×8本
アンテナの種類:内蔵型
有線LANポート数:4つ(1Gbps×4)
「Aterm WX6000HP」はNECが製造する、ストリーム数が8×8本のWi-Fiルーターです。
アンテナが本体内に内蔵されており(外に出ていない)、スタイリッシュな見た目が特徴です。
ASUS「RT-AX86U」
通信速度:5GHz 4,804Mbps / 2.4GHz 800Mbps
ストリーム数:7×7本
アンテナの種類:外付け型
有線LANポート数:5つ(2.5Gbps×1 / 1Gbps×4)
「RT-AX86U」はASUSが製造する、ストリーム数が7×7本のWi-Fiルーターです。
スマホでのゲームに適する「モバイルゲームモード」などを搭載しており、ゲーム特化のルーターとして注目を集めています。
エレコム「WRC-X5400GS-B」
通信速度:5GHz 4,804Mbps / 2.4GHz 574Mbps
ストリーム数:6×6本
アンテナの種類:内蔵型
有線LANポート数:4つ(1Gbps×4)
「WRC-X5400GS-B」はエレコムが製造するストリーム数が6×6本のWi-Fiルーターです。
ストリーム数6×6本は、国内で市販されているWi-Fiルーターとしては十分に上位です。アンテナは内蔵型で、重さ530gと比較的軽量です。
この5つのルーターが最強だと言える理由はズバリ「ストリーム数」の多さです。
ストリームとはWi-Fiルーターに付いているアンテナのことで、例えばストリーム数「8×8本」の場合は送信用のアンテナが8本、受信用のアンテナが8本付いていることを意味します。
この数が多いほど、より多くの端末へ同時接続する際にアンテナの「重複」が減るため、通信速度の低下を抑えやすい特徴があります。(参照:IODATA「アンテナの本数による速度の違い」)
光回線のWi-Fiルーターとは
光回線のWi-Fiルーターとは、光回線に接続してWi-Fiで電波を飛ばし、パソコンやスマホでインターネットが利用できるようにする機器のことです。
光回線に加入した際は、通常ONU(光回線終端装置)という機器が付いています。ONUはルーターではなく、光ファイバーケーブルを通ってきた光信号を、デジタル(電気)信号に変換するための機器です。(参照:VTVジャパン「ONU」)
基本的に1つの有線LANポートしか付いていないため、複数の端末でインターネットに接続したい場合は、別途ルーターを用意する必要があります。いくつかの有線LANポートのみ付いているルーターもありますが、「無線LAN」(Wi-Fiとほぼ同じ意味で使われる)も付いているものをWi-Fiルーターと呼びます。
関連記事:ONUとは?入手方法/設置場所/ランプの意味や、モデムやルーターとの違いも解説!
光回線Wi-Fiルーターの最強の選び方
Wi-Fiルーターを選ぶ際に押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- Wi-Fi 6以上の規格に対応するものを選ぶ
- 接続したい台数で選ぶ
- 家の広さ、間取りで選ぶ
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
ポイント1:Wi-Fi 6以上の規格に対応するものを選ぶ
「Wi-Fi」は、世代によって通信規格が異なります。
この世代の新旧を分かりやすく表記するために、「Wi-Fi+数字」で表しています。数字が上がるほど新しい世代ということでおぼえておけばよいでしょう。
そして、より高速で安定した通信を求めるなら、「Wi-Fi 6」以上のものを選ぶとよいでしょう。2024年時点で最新の規格は「Wi-Fi 7」になります。
Wi-Fi 7は2024年に登場した第7世代のWi-Fi規格です。下の表のように世代によって周波数帯や最大通信速度が異なっています。
名称 | 発表年 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
---|---|---|---|
Wi-Fi 4(IEEE802.11n) | 2009年 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | 600Mbps |
Wi-Fi 5(IEEE802.11ac) | 2013年 | 5GHz帯 | 6.9Gbps |
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) | 2019年 | 2.4GHz帯/5GHz帯 | 9.6Gbps |
Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax) | 2022年 | 6GHz帯/2.4GHz帯/5GHz帯 | 9.6Gbps |
Wi-Fi 7(IEEE802.11be) | 2024年 | 6GHz帯/2.4GHz帯/5GHz帯 | 36Gbps |
※「最大通信速度」は下りの最大通信速度(理論値)
Wi-Fi 5は5GHz帯のみでしたが、Wi-Fi 6では2.4GHz帯と5GHz帯どちらも利用できます。5GHz帯は通信速度が速いとされていますが、壁の仕切りなどの遮蔽物に弱い性質があります。一方、2.4GHz帯は5GHz帯ほど速度が出にくいですが、遮蔽物に比較的強いです。(参照:バッファロー「Wi-Fi6とは?」)
そのため、2種類の周波数帯を使い分けるWi-Fi 6は、安定通信に役立ちます。Wi-Fi 4も同様に2種類の周波数帯を利用していますが、Wi-Fi 6の方が最大通信速度9.6Gbpsで速いです。なお、これはWi-Fi 6の理論上の最大通信速度であり、国内で市販されているWi-Fi 6のルーターの理論上の最大通信速度は4,800Mbps程度です。(2024年9月時点)
Wi-Fi 6にも、さらに拡張された、Wi-Fi 6Eがあり、この規格の登場によって新たな周波数帯6Ghzが追加されました。
6GHzの追加により、利用できる周波数帯が増えたことで、より通信の混雑が緩和された快適なネット環境を実現することが可能となりました。
そして、2024年にはWi-Fi 7が登場し、最大通信速度も9.6GHzから36GHzと大幅に向上しました。
ポイント2:接続したい台数で選ぶ
パソコンやスマホ、ゲーム機など複数の端末でWi-Fi接続したい、単純に家族が多い、という場合はストリーム(アンテナ)数の多いWi-Fiルーターを選びましょう。
ストリーム数が多いというのは、道路で例えるなら「車線が多い」ということです。車線が多いのでたくさんの車(=端末と送受信する電波)が行き交っていても、渋滞しにくくなります。もちろん、1つか2つしか端末を利用しないという場合はストリーム数にこだわりすぎる必要はないでしょう。
ポイント3:家の広さ、間取りで選ぶ
家の間取りや広さでWi-Fiルーターを選ぶことは重要です。例えば、家が横に広い、もしくは2階建て・3階建て以上の一戸建て住宅で、すべての階層にしっかりWi-Fiを飛ばしたいという場合は、アンテナが「外付け型」のものを選ぶとよいでしょう。
Wi-Fiルーターのアンテナには「内蔵型」と「外付け型」があります。内蔵型は、全方位に均等に電波を飛ばしますが、外付け型はアンテナを調整すれば、より強く電波を飛ばしたい方向を決められます。そのため、階数の多い一戸建て住宅であれば、垂直方向により強く電波が飛ぶようにアンテナを調整すると、通信速度の低下を防ぎやすくなります。
最強Wi-Fiルーターを特典利用で手に入れる方法
さて、ここまで最強Wi-Fiルーターの紹介をしてきましたが、この最強Wi-FiルーターTP-Link BE805とバッファロー WXR-6000AX12P/Dを特典利用でおトクな価格で手に入れる方法を紹介します。
※型番に/Dが付いてますが、販路による違いでありスペックは同じになります。
ドコモのプロバイダである「OCN インターネット」では、1ギガ・10ギガのプランを提供しており、10ギガプランを申込みされた方には、次の2機種から選択可能で、TP-Link BE805を優待価格24,980円(税込)、バッファロー WXR-6000AX12P/Dを8,980円(税込)で購入することができます。10Gbpsにも対応しているルーターなので、ドコモ光 10ギガのプランと相性がよく光回線の性能を最大限に活かすことができるでしょう。
ちなみに、OCN オンラインショップでは、2024年8月29日時点で同ルーターをそれぞれ、50,292円(税込)、31,980円(税込)で販売しているので、価格差を比べると優待価格で購入できることは非常におトクな特典といえるのではないでしょうか。
1ギガプランを申込みされた方には、TP-Link Archer AX80とNEC WX3000HP2の2機種から選択でき、無償レンタルすることが可能です。TP-Link Archer AX80は、最大通信速度が4,804Mbps(下り)と10ギガ対応のルーターと比べても遜色のない性能です。NEC WX3000HP2も複数同時接続に強く、快適なリモートワーク環境を構築するには十分なスペックです。
紹介したこれらの特典を利用するには、OCN インターネット×ドコモ光のお申込み完了が必要になります。詳細はこちらの特典公式サイトをご確認ください。特典にはルーター以外にもキャッシュバックの還元もありますので、おトクな内容となっております。
関連記事:OCNとは?OCN インターネットのメリット・デメリット
【IPoEアドバンス】より快適なネット環境が実現可能!
最強Wi-Fiルーターが気になる方は、最高のネット環境を手に入れたいとお考えではありませんでしょうか?
最高のネット環境は、通信速度はもちろん、通信の安定性も優れている必要があります。光回線と最強ルーターにくわえて、通信の安定性にまでこだわりたい方に朗報のサービスがあります。
ドコモ光のプロバイダ「OCN インターネット」では、高品質なネット回線のオプションサービスとして、2024年3月27日より「IPoEアドバンス」の提供を開始しています。
光回線の性能を活かし、より安定性の高い通信環境をお求めの方にぜひ、ご覧になっていただきたいサービスです。ネットワークの「帯域」にまでこだわっており、本気度がうかがえます。現在、初回限定で月額基本料金が最大3か月無料の特典も実施しています。気になる方はこちらの特典公式サイトをご確認ください。
関連記事:【IPoEアドバンス】IPoEアドバンスとはなにもの?最新情報をご紹介!
まとめ
今回の記事で解説してきた内容をまとめると、以下の通りです。
- ストリーム数が多いと、各端末との同時接続が快適になりやすい
- Wi-Fi 6以上の通信規格に対応するルーターを選ぶ
- 接続したい台数、家の間取りなどでWi-Fiルーターを選ぶ
光回線の高速通信を活かすなら、今回紹介したストリーム数が多いWi-Fiルーターを検討してみてください。さらにWi-Fiルーターの選び方のポイントも紹介してきたので、ぜひこれも参考にして、自宅に「最強のWi-Fi環境」を整えてもらえたらと思います。
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